●社員インタビュー
豊かな生活に
欠かせない“食”で
介護の世界に貢献し続ける
2017年入社
北関東エリア 厨房担当
新卒で介護職として入社。介護のノウハウを一通り身に付けた後、2年目に厨房職へとキャリアチェンジ。現在は北関東エリア(群馬・栃木・茨城)の厨房担当に所属し、主に栃木県内の施設の厨房運用サポートを担う。
毎日の美味しい食事で
豊かな生活を支えています
私は小さい頃からおばあちゃん子で、祖母の家にいつもご飯を作りに行っていました。「おばあちゃんのような人たちをもっと喜ばせたい」という気持ちと、元々料理が好きだったことから“管理栄養士として高齢者福祉施設で働く”ことを目指して管理栄養士の学校へ進学し、就職活動をしていました。SOYOKAZEに決めた理由は、厨房と施設を同じ会社で運営しているため、お客様とより密に関われそうだと感じたからです。当時、厨房の募集はなかったので介護職として入社した上で翌年に厨房職へとジョブチェンジしたのですが、その1年間の介護職経験は、お客様をより深く知る良い機会になりました。
今は各施設の厨房が抱える問題をサポートしたり、お客様とのコミュニケーションを活性化させるためのイベント提案をしたり、さまざまなことにチャレンジしています。現場は年上の方が多いので、まとめ役としてどう引っ張っていくかを考えることが、難しくもありやりがいを感じるところでもあります。「実は今仕事で悩んでいて…」というスタッフの相談相手になって問題解決をお手伝いできた時は本当に嬉しいです。
お客様のためにも
今日という日を大切にする
お客様にとって“今日”という日は、かけがえのない1日だということを意識して働いています。最後に話をしたのは私になるかもしれないし、私の作ったご飯が最後の食事になるかもしれない…。そう思うと、いつどんな時でも気持ち良く過ごしてもらえるよう全力で接するようにしよう!と奮い立ちます。この考え方をもてるようになったのは、当時の部長から「今日がお客様にとって最後の日だと思って、全力でやろう」というアドバイスをいただいたことがきっかけでした。その頃の私は、目の前の仕事をこなすので精いっぱいで周りが見えていなかったので、「ハッ」とさせられました。
「お客様のために何をしようか」と考える際は、凝ったことをやらねばと重く考えてしまいがちですが、ちょっとしたひと手間でも想いは十分伝わります。私が以前行ったのは、お皿の盛り付けアレンジでした。普段の食事に使用するお皿を桜の花びら型の小さいお皿に変更し、それを5枚ほどに小分けしてお花のように配膳。お客様は満面の笑みを浮かべて「美味しかったよ」と嬉しい言葉をかけてくれました。また、介護職に就いていた時、レククリエーションの時間に栄養講座を実施したのですが、その時に配った資料を「一生の宝物」と言ってくれるお客様もいます。自分の小さなひと手間で笑顔が見られると「お客様にとって良い思い出が作れた」と強く実感できます。
良いチームを作るために
互いの意思疎通は欠かせません
チームで進める仕事ですから「相手の話を聞く」「コミュニケーションをとる」ことが大切です。私自身、周りに相談しなかったことで失敗してしまった経験がありました。だから今では、困っているスタッフに自ら声を掛けて助けに行きますし、やりたいことがあるスタッフにはそっと背中を押すようにしています。「聞きに行く」ってすごく勇気のいる行動ですが、頑張る人の気持ちに応えずに突き放すような人はこの会社にはいません。きちんと受け止め、しっかりとサポートしていきます。
ゆくゆくは厨房とお客様が今よりもっと深く関わり合える環境を作っていくことが私の目標です。そこで、同じような想いを持つ仲間が集まってチームを組み、みんなのアイディアを基に色んなことにチャレンジできる環境を作りたいと思っています。ひとりでは出来ないようなことも、チームであれば出来るようになることを実感しつつ、エリアを飛び越えてたくさんの喜びを生み出せるような仕事をみんなで創り上げていきたいですね。そのためにも、厨房の仕事を楽しみながら同じ志をもって打ち込んでくれる仲間を増やしていきたいです。