●社員インタビュー
近くに仲間が
たくさんいるから
新しい事に挑戦できる環境
2013年入社
浜松ケアセンターそよ風
平成25年、新卒で管理栄養士として入職。平成30年からは事業部の厨房担当として現場での業務に加え協議会の取り纏めを担う。令和2年には厨房職からのキャリアアップを果たし浜松ケアセンターそよ風のセンター長に就任。令和3年からは浜松とわごうケアセンターそよ風のセンター長を兼任(取材時 / 現在は浜松ケアセンターそよ風の専任センター長)し、施設運営や組織作りを担当。
お客様からも従業員からも
嬉しい言葉が聞けるようチーム作りに注力
厨房職としての業務では、自分が作った食事でお客様に喜んでいただき、「美味しい」「食事が楽しみになったよ」と声をかけてくださることにやりがいを感じていました。そんな厨房職を7年間務めたタイミングで、事業部長から「ステップアップとしてセンター長にならないか」という話をいただきました。それまで厨房以外の職務に就くイメージはありませんでしたが、千載一遇のチャンスと捉え新たな領域へとチャレンジすることに。2020年4月からセンター長に就任してからは、お客様の声はもちろん、現場スタッフからの声にも耳をかたむけコミュニケーションを図るようにしています。どうしたら働きやすい環境になるのか、日々試行錯誤を繰り返していますが、スタッフから前向きな言葉が聞こえると励みになります。
センター長業務は未熟な部分があり、学ぶことばかりです。いかに自分の時間を創り出し、業務をスピーディーにやり遂げるかが今の課題だと感じています。2施設のセンター長を兼務することが決まった際、上司や先輩センター長から「スタッフを育成すると同時に、センター長業務も教えつつ自分の時間を作るといい。チーム力が高まり現場がうまく進み、自分の業務もスムーズになる。」と教えていただきました。そのアドバイス通り、管理職の皆さんにも経費の管理など施設運営に関わる業務を教えて、分担することを意識しています。元々「自分がやればなんとかなる」という考えを持っていましたが、全く経験のない現場に出た今、第一線で活躍している現場スタッフの方々に支えられていると実感しています。
挨拶をする、相談事はしっかり聞く
一つひとつのコミュニケーションを大切に
お仕事をするうえで大切にしていることは、スタッフやお客様一人ひとりにお声掛けをすることです。今は、これまでとは違うポジションの業務に挑戦しているところなので、不足していないか不安な点ではありますが、この気持ちは忘れないように心がけています。お客様へのコミュニケーションでは「いつも元気にご利用いただきありがとうございます」という気持ちを込めて、丁寧な挨拶ができるよう意識しています。
業務の指導などをしてくれる先輩方は、管理職となり現場を離れた後でも「お客様が一番」という考えを体現しており、その姿に憧れています。また以前、デイサービスの管理者がご自宅でよく転んでしまうというお客様に、厚手の靴下でサポーターを作成し「これを履くと歩きやすいですよ」と提案している姿を見ました。お客様の生活状況を加味して入手しやすいものを使い、いかに安全に過ごせるか考えて伝える。送迎時のちょっとした会話から得た情報も、伝え方を工夫する材料になると知った出来事でした。
また、スタッフにも感謝の気持ちをもって想いや考えを伝えていますが、それだけでなく聞くことも重視しています。さまざまな思いを抱えながらもお客様のために努力している彼らが、何か話したい、伝えたいという時にはきちんと耳を傾けることを意識しています。
施設やサービスの垣根を越えて支え合える
心強い仲間がいます
浜松ケアセンターそよ風は、ショートステイ、デイサービス、厨房という3つのサービスで成り立っている施設。それぞれのサービスの垣根を越えて、お互いをサポートし合いながらお客様のケアを行っています。また、わごうケアセンターそよ風との距離も近いため、両施設の連携も大切にしています。イベントの際には2施設での意見交換をしたり、スタッフ同士が施設を行き来して見学できるようにしたり、近くに仲間がいることを感じられる工夫をしています。
イベントだけでなく、厨房職でも自社厨房であることから、自分のアイデア次第で様々な関わり方や提供の仕方ができます。お客様と関わることが苦手という方でも、お魚を捌くパフォーマンスをするなど、美しいお食事を作ることで「腕のいい厨房スタッフがいる」とお客様を楽しませることもできます。私自身、厨房職から施設を運営する立場になるとは思っていませんでしたが、こうして新しい視点でお客様を喜ばせることができています。本当にやりたいことは何かを見つけられる環境だと思いますよ。